kurikintonが勝手に選んだ2018年JPOPベスト10
kurikintonが勝手に選んだ2018年JPOPベスト10と言うことで2月に入って落ち着いた気がするので去年一年間でよかったと思うJPOP10曲を勝手にランキングにして選びたいかなと思います!!!
選ぶルールとしては、2018年に発表された楽曲でkurikintonがすごいと思った曲たちです。
第10位・・・・
Family Song 「星野源」
まず最初に星野源。恋がちょー長くロングヒットした後にこれを出せる星野源はすごい。
ポップでありながら、バラード調でもあるとにかくいい曲書く、星野源。
NHKの番組も面白いみたいだしそれをMVにするあたりも遊んでるなと。
第9位・・・・
アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN) 「MISA」
どっかの放送局でやってた「義母と娘のブルース」の主題歌で12月入って一気に良さを知った曲。
ドラマはそんなにみていないけど、なかなかいいシーンでの劇伴がめっちゃセブンス使っていてそっちに気を取られて内容が覚えれていない記憶が...
こう言う劇伴めっちゃ好き。
やっぱりMISAの歌声すごいなって...本当にすごい。
レコ大の時の歌声が本当に鳥肌で...感動レベル。
すごい...
どうやったらあんなに深くて真のある音域の広いかっこよくて声量のある声が出せるんだ...
第8位・・・・
Notice(w/ TORIENA) 「Moe Shop」
この曲は、コンピのおすすめ曲のリストの中にあった曲で、今流行りのkawaii系と言うものなのかと思った曲です。いい感じのラップというべきものなのか、「先輩気づいてnotice me」になった時のインパクトというかハマり具合がすごくいい。
第7位・・・・
ハイビスカス 「ナオト・インティライミ」
ハイビスカスの花言葉は「繊細な美」「新しい恋」「勇敢」
「明日明日この世界が
終わるってわかってたとして」からはじまるこの曲は
ハイビスカスが1日で散る1日花であるが故の儚さはあるが、一方勇敢さも備えた花であるみたいです。「他力本願で実にアンバランス」という部分は、臆病になって踏み出せない。相手がどうかによって自分自身の動きも変わってしまう。非常に繊細なものです。だがそこに勇敢に立ち向かうそれがハイビスカスというものなのでは。(言ってる最中自分に突き刺さる...)
音楽的には大久保薫さんの編曲で、だいぶ暗めになってしまいそうな曲をすごいさじ加減でいい感じの儚さを出しています。ダンスミュージックでありながらダンスでない。なんと表現するべきか難しいです。こういう音にも「ハイビスカス」らしさが出ているのではないかと思います。
第6位・・・・
人生みなセンパイ 「アズマリム」
この曲は、一言で言ってやばい
やばい。前置きとして...
昨年はVtuberが大きく飛躍した年であり、スマホ一つで簡単に配信ができてしまうこのご時世。数年前まではクソ高いモーションキャプチャとか専用の機器がなくてはできなかったことが、今は初期投資ほとんど無しでできてしまう。技術の進化が私は怖いです...まず、
アズマリムの声の表現がクソうまい
声の表現って難しいなと最近感じている中でこれを聞くとさらに思ってしまう。カバー動画とかもいい声しているのでいいですよ。
そして歌詞がやばい。アズマリムさんはリスナーのことを「先輩」と呼ぶキャラらしいのですが、(YouTubeは基本MV見るセンなのでよくわからないです...)それが本当にうまく言い表せれている歌詞。作詞:畑亜貴。なるほど。って感じです。
「おつおつおー」とかその人の特徴をうまく曲の中に入れ込める人ってすごいなって思って、すごい。そしてしっかりと起承転結がある。
作曲はまふまふさんと田中秀和さん。この田中秀和と言う人がなんかすごくて、すごく昔友達に勧められたアニメのOPが半端なくて、不協和音で始まるとかやばいでしょって思った記憶があります。(アンハピ)この人の曲に絞って去年すごいと思った曲を参考としてあげておきます。
参考 「田中秀和」 いとしーさー スキノスキル
琉球音楽+西洋の複雑なコード混ぜたら危険でしょ。
ケルト音楽と西洋のマッチしすぎでしょ。(当たり前)
第5位・・・・
世界はあなたに笑いかけている 「Little Glee Monster」
長くなった6位の次は、リトグリ。リトグリのすごいところは、
「ブレないJPOP感」
これにつきます。青春フォトグラフとか好きだ。とかからブレていない。
「声」や「コーラス」にマッチする曲と言うものが曲を作る側のmustな条件なんだなと思いながらいつも聞いています。この曲の好きなところはギターのカッティング。この前渋谷行ったら街頭でバシバシ流れてビビりましたが、流れているのがこの曲なら許せます。
リトグリは正直数年前はアイドル感が強くて、数年で終わってしまうのではないかと心配していましたが、ブレないながらもキャッチーな曲出して歌うまくてタイアップめっちゃしてさらに売れているではないかー。よかった。ガオラーとすごく仲よかったりしたので。
第4位・・・・
獣ゆく細道 「椎名林檎と宮本浩次」
こっからは順位がつけづらかった...
まず、椎名林檎。椎名林檎は去年、「目抜き通り」を出して本当すごいなと思った次がこれで、エレカシの宮本さんは本当の表現者で椎名林檎の声をかき潰すような迫力でした。紅白。よかったです。この人は人の曲を歌う方がうまいのでは、と言う話を昨日した。
曲に関しては、ジャズとポップスの融合系で、一般できなJpopではまずありえないようなハモりかたや言葉の使い方をしていて、椎名林檎の才能のすごさがわかります。
今回のランキングを作る際に2018年の曲を色々調べていて、2018年はどのような年になるかと言う予想の対談が出ていて、面白かったのでそれをリンクします。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54106?page=5
いや〜。2年前のリオ五輪の閉会式の「君が代」まじかっこよかったですね。誰も聞いたことのないもので、都知事はどんな気持ちで聞いていたのだろうか。日本の音楽と西洋が混ざると面白くなるものですね。
五輪のチームに入ることはどれだけ大きい判断だったか、2010年代の締めくくりが平成の終わりやオリンピックであると言うことそしてその締めくくりに入る壮大な準備。最後にバラバラだった二つが合わさって「狭き道をゆけ」なのです。
第3位・・・・
平成の男 「清竜人」
「平成」と言う年号もあと数ヶ月で終わってしまいます。
私も「平成最後の夏」をテーマにした曲をかきましたが、その「平成」お題の中で一番のMVPである曲は満場一致でこの曲なのではないでしょうか。
平成なのに、昭和歌謡。ただ、共通するものは「女性を愛する」その心とそれを「守りたい」と思いたい心。ただそれだけ。それはこれからの未来も変わらない。だから昭和歌謡チックな曲で平成を締めくくる必要がある、そのように感じます。そして平成の前の元号は昭和と一つ前で比較的近い感覚ですが、平成が終わってしまうと昭和は二つ前の元号になります。元号が変わり時間が経ち、感覚的に昭和が遠くなる前にこのような曲をやる意義は大きいと思います。
第2位・・・・
Lemon 「米津玄師」
今年を象徴する曲の一つではないかと感じます。
米津玄師はネット発のアーティストで今年の5月ぐらいはドーナッツホールの歌詞について考えて、泥沼に入った記憶が強いので、歌詞分析はしませんが
「切り分けた果実の片方の様に
今でもあなたはわたしの光」
強すぎる...
音的にはバンドサウンドで、今の米津玄師と過去をつなぐ(私がそう思っているだけ)のウィと言う声。米津玄師は声をSEとして入れるのが天才的で、それのチョイスがすごいんですよ。
1日に一度は誰かが歌っているのを聞くので、CD音源は持っていませんが、なぜか歌える系の曲です。紅白が神がかっていて、あれは後世に残しておくべきものです。(ただ歌っている本人はそれを望んでいないみたいなのでジレンマ)⇦言っていることは本当にすごくわかる。
第1位・・・・
アイデア 「星野源」
私がこのランキングをやりたかったのは、本当にこれをやりたかっただけ、本当にそれだけです。
今年の一番と思った曲は星野源のアイデア。この曲は星野源のアイデアしか詰まっていない曲で、さらに今後のJPOPの行く末を暗示している曲でもあるように思えます。
1番は今までの星野源(今までのJPOP)2番は影の星野源(JPOP以外の外の音楽)それ以降は、これからの星野源(これからのJPOP)を表していると感じます。
2番でいきなりリズムマシーンを使う。しかもリズムパッドを叩く、生じゃない生演奏。いいね。
これの2番を聞いてから、以下のツイートのことを本当に考えるようになりました。
一時期、一番やって欲しくなかったAKBまでもがEDMの流行りに乗ってJpop全体に出来損ないのEDMが蔓延したイメージがあって、「恋するフォーチュンクッキー」みたいな誰もが受け入れやすいJPOPがメジャーシーンからなくなって「JPOPは死んだ」と感じて、音楽を聞くのを本当にやめてテレビの音楽番組すら見なくなりました。「今は自分の好きなJPOPと言うものはなくなってしまっている」と。
ただいずれ、ゆずみたいなアコギ一本の原点回帰が起こると思って(今年の紅白のゆずは本当にそうだった)本当にそれが起こるまで一人部屋にこもっていた感じがします。(時期的にもちょうど大変だったのでちょうどよかったのですが)
ここ1、2年Jpopらしい融合系が増えてきて特にこの曲はそれが顕著だなと。今後に希望が照りさす「アイデア」の復活な気がして。
誤解を生むかもしれないので書くのですが、私もEDMのサウンドにはもともと興味ありますし、きつすぎないクラブミュージックとか聞いていたし、EDMへの耐性はあるはずなんですが、JPOPでなかった。それだけだったんです。最近はkawaii系の曲をすごくやってみたい感がすごくあります。
話を戻して・・・
星野源は本当に今後のJPOPと言うものを考えていて、でも自分のやりたいことを最高にもやっている。彼の聞く音楽とかは本当に有名どころからコアなものまで、幅広く引きすぎていて逆に怖いくらい聞いていて、引き出しが多いんですね。彼に任せておけば、今後もJPOPは大丈夫だと考えて間違い無いでしょう。MV撮ってる時楽しそうですね。彼。
このアイデアは次へのJPOPへの指針となるような「アイデア」なのです。
音楽を作る側はこの提示されたアイデアをどのようにアイデアで返すか。そこにこれからの音楽というものがあるのではと思います。
以上、kurikintonが勝手に選んだ2018年JPOPベスト10でした。
追記:完全に深夜テンションで書いているので色々論理がおかしくなっていたり、打ち間違えたりしていると思うのですが、空気を読んで読んでいただけたら嬉しいです。(最後に言ってどうする!!)
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