ブログ書きました
元住吉 曲解説 kurikinton編
こんにちは、kurikintonです。私たちのボカロ曲第2弾の元住吉、色々な人に見て聞いてもらってるみたいで、嬉しい所存でございます。すでに合わせて300回再生ぐらいされてるみたいで、ありがとうございます😊。まだ聞いていない方はこちらという事で、曲解説を書いていこうかな〜と思ってる感じです。歌詞について歌詞もらった時、ファーストインプレッションは「元住吉一回も行ったことねー」でした。ただ!歌詞を読み込んでいくにつれて、この歌詞の奥深さに気がついてしまうのです…↓その事に気がついた時のツイートここまで深い詩を書く相方が怖いです。
— kurikinton ☁ボカロ曲投稿!!! (@kurikinton_blue) June 18, 2019曲の解釈を固定しかねないので、作詞した人からは解説記事を書きすぎない方が良いと思うのですが、歌詞じゃなくて今回担当したのは作曲なので普通に語ろうかなと思います。この歌詞は、「現代の、どこにでも行けるけど物足りないと感じる若者の閉塞感」を表してるのではないかと思いました。昔から、ここではないどこかへ行くという主題のものは多かったらしく、社会学の講義の中でその事が何度か話題になりました。1960年代のトレンドで、学園闘争後の閉塞感がどうたらこうたららしいです。今回の歌詞は、それの現代版で、昔→電車もそこまで発達しきっておらず、行けない場所が多かった。今→高度に発達して、網走にでもハワイにでも南極にでも、頑張れば行けるすごい時代になった。ただ、一本で行けるところは少ない。そんな葛藤や、よく分からない閉塞感が元住吉という具体的な言葉に集約されている、色々レベルが高くて困っている(語彙力)な曲です。この前、上野とか東京の都心の方まで行ってきたのですが、やばいですね、東京。ってなっていたのですが、元住吉は完全に学生街で(うちのところほどではないだろうけど)都心と比較して、相対的に見ると田舎でそこに向かう電車がある。そして乗り換えなければ行けない田舎感が存在しているから一本では行けないのです。曲について今回のコンセプトは、少し前のレトロ感と最近の軽めのダンスミュージックっぽい電子音楽の融合です。言い換えるとレトロ感にあいみょん感を付け加えたら面白そうって感じです。なので、全編を通じて生ドラムだけではなくて、電子ドラムの割合を多めにして作っています。逆にレトロ感を出すために、ヌメーっとしたアコギの音をギター系では、意識して録っています。さらにいうと、Bメロが思いつかなかった時に、参考にしたのは、郷ひろみのGOLDFINGER '99のBメロの感じを意識して作ってます。ただ、今回思ったのはこれも平成11年でそこまでレトロ感ではないはずなんですよね〜。自分はもう少し前の曲だと思っていたので、驚きです。令和になって、平成が昔のものとなった証拠なのかもしれないですね。(前回のブログの伏線回収した)いつもならここで、カラオケ音源の公開をしているのですが、もう少し時間がかかりそう(少し忙し目なので、)アップしたらまたおしらせしますね。いい曲なのにカラオケ音源がない曲が最近多くて憤りを感じ始めているので、自分たちもそうならないようにしないと…(この話もどこかであげます)それではまた!
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